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かまずにのめ!〜片づけコンサルタント伊藤和純のブログ〜

こんまりさん直伝!片づけコンサルタントの伊藤和純のブログ

この空を見上げたら 前編

猫や犬、小鳥などのペットを飼ったことのない人には、理解できない記事かも知れません。

 

「バカじゃないの?たかがペットにそこまでするの?」

と思われても構いません。

 

わたしの気持ちの整理をつけるため、

高齢になり、介護が必要になったペットと暮らしている方に少しでも参考になりますよう、4月8日早朝に天に召された、飼い猫、可憐(享年19歳)のことを書き記します。

本日、初七日でもあります。

 

 

過去のわたしの記事、

「片づけを始めるまでの経緯」で汚い部屋と一緒に写真に写っていた、小さな三毛猫を覚えてらっしゃる方はいますでしょうか?

 

1996年8月のお盆休みに子猫がやってきました。

まだインターネットが今ほど普及していない頃でパソコン通信Nifty-Serve」の掲示板で

「子猫をもらって欲しい」と言う動物病院からの掲示を見かけました。

 

東京での一人暮らしを始めて2か月ほど経った頃でした。

実家では、物心がつく頃から猫や犬を飼っていたこともあり、当たり前のように猫を飼いたいと思っていた私は、すぐに連絡を取り、夏の暑い日に子猫をもらいに行きました。

 

そこにいた子猫は全部で3匹。

まっ白な可愛い子が2匹、皮膚病と風邪でグシャグシャのお世辞にも可愛いとは言えないガリガリに痩せた、三毛猫が1匹。

 

わたしは迷うことなく、三毛猫を連れ帰りました。

名前はもう決まっていました。

 

「可憐(かれん)」です。

 

小さな子猫運搬用の段ボール箱に入った可憐を抱えて帰宅した日のことは今でもよく覚えています。

 

それから可憐との生活が始まりました。

 

おてんばな子猫で部屋の壁はあちこちガリガリ…。壁に吊るしておいたスーツも猫の爪痕だらけに。

 

この頃、仕事が忙しく、爪切りのしつけを失敗したので、旅立つ少し前まで爪を切るのを嫌がって困りました。

これから子猫を飼われる方は、小さい頃から爪切りの習慣をつけることをお勧めいたします。

 

実家に連れて行った時に、実家の猫の猫ノミがうつったようで、動物病院でもらってきたノミ取り用のムースを出す「シュー」と言う音に驚いて、わたしは、左手のひらを引っ掻かれました。

 

その時の傷が1か月経っても治らず、引っ越す前に遭った交通事故で痛めた首と腰を診てもらうために通院していた接骨院の先生に話すと「猫ひっかき病」ではないかと。

 

左わきの下にピンポン玉くらいの大きなしこりができ、激しい痛みもあり、発熱したので、近くの病院からの紹介で大学病院に検査入院したのですが、診断書には「不明熱」と書かれていました。

間違いなく「猫ひっかき病」ですけどね。

 

そんなこともありましたが、可憐は大きな病気もせずに大きく元気に成長しました。

いちばん重い時で5.3キロほどありました。(2009年頃)

 

現在の住まい、浅草に引っ越して半年ほど過ぎた頃(2013年6月あたり)から

頻繁に水を吐くようになりました。

 

痩せてきてもいたので、近所の動物病院にかかりましたが、血液検査の結果、腎臓の数値がかなり上がっていると言われて、ドライフードをロイヤルカナンの腎臓ケアに替えました。

(動物病院専売品のようなことを言われますが、インターネットでも買えます。)

 

その後、やけに爪の伸びが早くなり、伸びすぎて肉球に食い込むようになっていました。

わたしでは手に負えないので、同じ動物病院に爪を切ってもらいに行きました。

 

何度か診ていただいていた動物病院ですが、対応したのが院長にも関わらず、可憐の爪を切りすぎて出血させました…。

本気で唖然として言葉を失いました…。

動物病院の院長として信じられない行為です。

よほど罵倒しようかと思いましたが、

お正月早々でもあり、ぐっとこらえ自粛しました。

 

浅草の雷門のある大きな通り沿いにある病院とだけ書いておきます。

後から聞いた話によると評判がよくない病院でした。

 

その後、吐くことも減り、元気になってきました。ちょうど私の部屋の片づけが終わる頃です。

「これって片づけ効果なのかも?」と思っていました。

 

昨年の春頃からでしょうか。

正確な日時は覚えていませんが、雄たけびのような大きなおかしな声で鳴くようになりました。

 

今まで小さな声でしか鳴かない猫だったのに、どうやら、これは認知症の症状のようです。

 

わたしの住むマンションは、ビルのような形状で部屋の外の音が非常に響きます。階段を行き来する足音やドアの外で話す声もよく聞こえます。

 

隣室の方や階下に住む大家さんのお母様に

 

「伊藤さん、猫飼ってるでしょう?」

 

と言われ、とっさに

 

「実家の母が認知症でもう猫が飼えなくなったので引き取った」

 

と言ってしまいました…。

ごめんなさい、わたしの母は認知症ではありません。

 

その時はうまくごまかせましたが、

可憐の雄たけびは収まらず、不動産屋と大家さんのお母様がわたしの部屋に様子を見に来ることになりました。

 

その時の可憐は、わたしのベッドの上で寝ていてとてもおとなして安心していたのですが、突然、むくりと起き上がり、こともあろうが大家さんのお母様の脚にすり寄ったのです!

 

「この演技派!」

 

と思うような行動に笑いをこらえるのに

必死でした。

 

「これだけおとなしい猫なら特別にいいでしょう」

 

ということになり、この場はうまく切り抜けました。

 

実は、このマンションは、ペットの飼育OKなのです。

ただ入居時に申告しなかっただけなんです…。

全てわたしが悪いんですけどね。

 

そして、昨年10月に思いがけず、社員旅行で海外に行けることになりました。

 

もう大きな環境の変化は可憐のためによくないので、たくさんの猫がいる実家に預けることはできないと思い、近所のペットシッターさんにお願いすることにしました。

 

サバサバした素敵な方でおかげさまで安心して可憐を預けて旅行を楽しむことができました。

 

ペットシッターさんとの初回の面談の時に爪切りを協力していていただいたのですが、この爪の伸び方は

甲状腺が悪くなっているから」だと

教えてくださいました。

暴れた可憐に噛まれ、怪我をさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした…。

 

旅行中は、毎日可憐の写真とお世話レポートをメールで送ってくださり、最終日には、詳細なお世話レポートも置いて行ってくださいました。

本当にとても信頼できるよい方でした。

 

以下はペットシッターさんが送ってくださった写真です。

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その後、可憐の老化は急激に進みます。

昨年11月頃からは、後ろ足を引きずるようになってきました。

 

そして、ガリガリに痩せ、水ばかり大量に飲むようになります。

今までも通常の水入れと洗面器にも水をたくさん入れて置いていましたが。

 

ある日、トイレの手前でいわゆるおもらしをしていました。

 

トイレは、部屋の奥のお風呂場の床に置いていて、時々、お風呂場の床におしっこが漏れていることがあったのですが、とうとうトイレにたどり着けず、

おしっこが間に合わなくなったのでしょう…。

 

そのため、可憐が普段寝ているコタツ近くの居間にトイレとごはんの容器を移動。

部屋は片づいているので、移動も楽々でした。

 

それでもトイレ周辺に下に敷いた新聞紙に漏らしている日も増えてきました。

 

可憐がトイレに入るところを観察しているとトイレが深いため、前脚でトイレに入っても後脚を持ち上げることができないため、おしっこがトイレ内でできていなかったのです。そのため、子猫用の浅いトイレに買い換えました。

 

しばらくはよかったのですが、4/6に帰宅すると新聞紙の敷いていない床に大きな水たまりが…。

 

これはもうケージに入れるしかないな、と判断し、ネットでケージを発注。

4/7の夜に受け取りました。

 

中に敷くペットシーツを慌てて買いに出かけ、今夜から夜間とわたしが仕事で部屋を空ける時はここにいてもらうことにしました。

 

さて、早速今夜からケージに入れることに。

 

結構中は広いので、トイレとごはんと水を入れる容器も入ります。

 

これはお試しで入れた時です。

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夜、寝る時に可憐を中に入れると猛烈に嫌がり、もうほとんど出ない声で出せと訴えます。

入口のメッシュ状の網がしなるくらいの力で。

 

かわいそうだけど、慣れてもらうためにも今夜は我慢してもらうしかないよなぁ、と。

 

ペットシーツがずれたので、直そうと思って手を入れたら渾身の力で噛まれました。

 

その後、静かになったので、あきらめたのかな、と思い、わたしは以前から寝つきが悪く、途中覚醒するともう寝られなくなるので、この日に限っていつもよりも強めの睡眠導入剤を飲み、寝入ってしまいました。

 

この日、可憐をケージに閉じ込めたことを死ぬほど後悔することになるなんて、

この時は思いもしませんでした。

 

続きます…。